丑年に「牛丼弁当コラボ」構想も |
インターネットやメールの普及などにより、年々売り上げ枚数が減少傾向にある年賀はがき。しかし、担当者もその現状を、ただ指をくわえて見ているわけではない。例えば相手の住所が分からなくても、携帯番号やメールアドレスさえ知っていれば、紙の年賀状を送付できるサービス。時代に合わせた対応を行っている。
なかでも、若い世代を中心とした、年賀はがきを出す意識の薄い層に向けては、「0枚の人に、いかに1枚年賀状を出してもらえるようになるか」(日本郵便 郵便事業総本部 切手・葉書室 西村さん)をテーマに、様々な提案を試みている。
知ってた? いろいろユニークな年賀状
年賀状を受け取った側が、その年賀はがきを自動販売機にかざすと、無料でコーラを1本受けとることができる「コカ・コーラ年賀」や、シリアル番号を専用サイトに打ち込むと、ディズニー映画を視聴することができるディズニーとのコラボレーションなど、年賀状に付加価値をつけることで関心を持たせ、まずは年賀状のやりとりを体感してもらうことを意図したサービスを展開。
また2014年キャラクターに起用されているサッカー・柿谷曜一朗選手から年賀状が届くサービスも行っている。「スマートフォンでつくる年賀状」がテーマのテレビCMでもおなじみの通り、スマートフォンを使ってつくれば簡単に年賀状を作成することができ、家族や知人へのサプライズ、又は自分自身へのご褒美として送ることも可能だ。
過去には、「丑年だからコンビニの牛丼弁当とコラボしよう!」というアイディアもあったそうだが、衛生面からNGになったそう。おもしろ年賀状で人と差をつけてみるのも良いかもしれない。