日本マイクロソフトはこのほど、Windows XPおよびMicrosoft Office 2003について、「2013年12月30日から100日でサポート終了を迎える」と、公式ブログで注意喚起した。XPやOffice 2003のサポート終了(日本時間2014年4月9日)について、FAQ形式で改めて紹介している。
公式ブログ「The Official Microsoft Japan Blog」の該当記事では、「サポート終了後はWindows XP搭載パソコンは使えないという事でしょうか」「インターネットに接続しなければ安全ですよね?」など、XPのサポート終了の意味や理由、使い続ける危険性に関する情報が、12個のFAQで紹介されている。
FAQでは、サポート終了の理由として主にセキュリティ上の問題を挙げる。Windows XPでは脆弱性が発見された場合でも対策が行われないことや、ハッカーなど悪意のある攻撃に対し脆弱な状態に置かれると説明している。
例えば、「まだ多くのWindows XPのユーザーがいるようですが、何故サポートを終了するのですか」という質問には、 Windows XPは10年以上前(2001年10月にリリース)に発売され、「Windows 8と比較して21倍もマルウェアに感染する可能性が高いという調査結果があるように、セキュリティ上の脅威に対抗することが難しい」と解説。最新のOSは大幅に進化しており、安全なサポート期間内に移行して欲しいと呼びかけている。