日本マイクロソフトは20日、Windows 8.1向けの音楽配信サービス「Xbox Music」を国内で開始した。日本の音楽会社9社が参加し、国内レーベルの楽曲を含めた約2,500万曲を配信している。1曲の中心価格は150円～250円。ファイル形式はMP3/320kbps(DRMフリー、一部楽曲でビットレートが異なる場合あり)となる。
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「Xbox Music」 |
Xbox Musicは、2012年10月より米国で開始したMicrosoftの音楽配信サービス。2013年12月20日現在、23カ国で約3,600万曲を提供している。Windows 8.1およびWindows RT 8.1の標準搭載アプリ「ミュージック」から利用でき、国内版アプリは本日20日より順次アップデートされる。
国内版では、エイベックスマーケティング、キングレコード、テイチクエンタテインメント、徳間ジャパンコミュニケーションズ、日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、フォーライフミュージックエンタテイメント、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージックジャパンの9社が楽曲を提供する。参加レーベルは今後順次追加される予定。
楽曲購入の支払いは、クレジットカードのほか、プリペイド式の「Windows ストア ギフトカード」または「Xbox ギフトカード」も利用可能。購入前には、30秒など各楽曲で指定された秒数での試聴も行える。
同一のMicrosoftアカウントでサインインすることで、購入した楽曲を最大4台までのWindows 8.1/Windows RT 8.1搭載PCやタブレットで共有できる。また、他の音楽配信サービスで購入した楽曲もXbox Musicで管理可能。ただし、著作権管理されている楽曲は再生できない場合がある。
このほか、Windows 8.1/Windows RT 8.1に統合された検索エンジン「Bing スマート検索」との連携機能も備え、「Bing スマート検索」でアーティストや楽曲の情報を検索すると、Webサイトやデバイス内の楽曲を横断検索できる。
なお、同社は「Xbox Music」国内版のサービス開始を記念し、LINKIN PARKのリミックス曲「LINKIN PARK x STEVE AOKI / A LIGHT THAT NEVER COMES (Brian Yates Remix)」を期間限定で無料配信する。無料配信期間は2013年12月20日～2014年1月15日。
