日本フランチャイズチェーン協会は20日、2013年11月度のJFAコンビニエンスストア統計調査(速報)を発表した。それによると、11月の売上高(既存店ベース)は前年同月比0.4%増の7,064億円となり、5カ月ぶりのプラスとなった。
11月は、東日本太平洋側では降水量が少なかったものの、北・東日本海側では多かった。しかし、カウンター商材をはじめとした日配品が引き続き好調に推移し、タバコ・雑誌の購入者減少などの影響を受けながらも、既存店売上高は前年を上回った。
来店客数(既存店ベース)は前年同月比1.0%増の12億418万人と、4カ月ぶりのプラス。平均客単価は同0.6%減の587円と、3カ月ぶりのマイナスとなった。
一方、全店ベースについて見ると、売上高は前年同月比5.7%増の7,791億円となり、9カ月連続のプラス。来店客数は同6.1%増の13億837万人と、32カ月連続で前月を上回った。平均客単価は同0.4%減の595円と、4カ月ぶりのマイナス。商品別売上高は、日配食品が同12.3%増、加工食品が同3.5%増、非食品が同1.0%増、サービスが同5.2%増となった。
調査対象は、ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、 ローソンの10社。