第2回 BDA公式サイトより

青山自転車会議は、駐輪の新しい形を公募する「第2回 BDA」を実施している。募集期間は12月26日まで。

デザインの力で自転車環境を変える

「BDA」とは「Bicycle Street」「Design Competition」「AOYAMA」の略。青山における自転車環境をデザインの力でより良いものにしていくために、有志が結成した集まり「青山自転車会議」が主催して行うコンテストとなっている。"魅せる駐輪が街を変える"活動を通じて、世界に向けて新しい青山地区の価値創造を行うべく、2012年に初開催した。

第1回目 最優秀賞 Brickstand

第1回目の開催では、ミニマルなデザインから壮大な駐輪施設まで、様々な優れた提案が集まった。最優秀作品となったのは、自転車の前輪を挟んで駐輪できるようにしたラック「BRIC STAND」。ありそうでなかったデザインは、新たなスタンダードとして普及していく可能性があるとして最優秀賞に決定した。

第2回目となる今回も、「Street Design部門(街の景観を含めたデザイン)」「Product Design部門(設備を中心にしたデザイン)」の2部門で募集を行っている。

対象エリアは、青山地区の中で駐輪イメージをしてもらうために、Street Design部門は「御幸(みゆき)通り」、Product Design部門は「CHUMS(チャムス)表参道店」「伊藤忠青山アートスクエア」を設けた。歩道の狭さや駐輪スペースの広さ、施設への導線など、それぞれの場所の特徴を踏まえた上での駐輪デザインを募集する。

「御幸(みゆき)通り」

「伊藤忠青山アートスクエア」

応募受付は12月26日まで(当日消印有効)。2014年1月10日に一次審査、1月26日に最終審査プレゼンテーションを行い、最終選考結果発表は2月21日に同ウェブサイトで行う。エントリー方法など、詳細はBDA公式サイトで案内している。