マツダは19日、軽乗用車「キャロル エコ」の一部商品改良を行って発売した。価格の見直しも行われ、より購入しやすい84万9,450円～108万5,700円となっている。

「キャロル エコ ECO-X」

今回の改良では、現在採用している「エネチャージ」「アイドリングストップシステム」等の低燃費技術に加え、燃焼効率改善と圧縮比向上、摩擦抵抗低減、パワートレインの制御最適化を実施。これにより、JC08モード燃費が2WD車で33.0km/Lから35.0km/L、4WD車で30.4km/Lから32.0km/Lに向上し、全車がエコカー減税の免税対象となった。

4WD車では、エンジン始動直後にCVTクーラーへのエンジン冷却水の流れを遮断し、冷却水を早期に温めることでヒーターが効き始めるまでの時間を短縮する改良も行われている。ボディカラーでは、「シャンパンピンクパールメタリック」「フェニックスレッドパール」を新たに採用し、全6色の設定とした。