BBソフトサービスは、SoftBnakスマートフォン向けセキュリティー対策ソフト「Internet SagiWall」に組み込み、12月下旬からブロック機能を強化する。警察庁からインターネットショッピングの詐欺や偽ブランド品の販売を目的とするサイト情報などの提供を受け、機能を強化する。

警察庁では、海外のサーバーを通じて実在の企業を模したサイトや、インターネットショッピングに係る詐欺、偽ブランド品の販売サイトによる被害が増加し続けていることを受け、各都道府県警察が相談などを受理した海外の偽サイトなどに係るURLなどの情報の集約を進めている。収集した情報は、セキュリティー対策ソフトベンダーなどに提供する。

BBソフトサービスでは、警察庁から提供される情報を「Internet SagiWall」に組み込み、ユーザーが当該サイトにアクセスしようとしたときに、警告メッセージを表示するなどの方法で、利用者に注意を喚起する。

警察庁から提供される情報は以下のとおり。

  • 各都道府県警察が相談・被害届を受理した海外の偽サイトなどに係るURL、サイト名

  • 消費者庁に寄せられた海外の偽ブランド品販売サイトなどに係るURL、サイト名

  • ブランド、メーカーから事業者団体を通じて寄せられた海外の偽ブランド品販売サイトに係るURL、サイト名