ソニーは12月19日、デジタルカメラ「サイバーショット(Cyber-shot)」シリーズの「DSC-QX100」と「DSC-QX10」に新機能を追加するアップデートソフトウェアを2014年1月下旬に公開すると発表した。
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DSC-QX100、DSC-QX10ともに、2013年9月にドイツで開催された「IFA 2013」で発表されたモデルで、日本でも10月に発売されている。いずれも液晶モニターなどが省かれたレンズだけのような形状をしており、スマートフォンに装着して撮影可能だ。レンズ性能や撮像素子は、DSC-QX100が2013年6月発表の「DSC-RX100M2」(1型CMOS、光学3.6倍ズーム)、DSC-QX10が2013年1月発表の「DSC-WX200」(1/2.3型CMOS、光学10倍ズーム)とそれぞれ同等となっている。
今回公開されたアップデートソフトを適用することで、DSC-QX100ではプログラムオートと絞り優先モードでのISO感度上限値が向上するほか、新たにシャッタースピード優先モードが利用できるようになる。ISO感度の上限値は従来、ISO3200までだったのがアップデート後はISO12800を利用可能だ。シャッタースピード優先モードでもISO12800が上限値となる。選択できるシャッタースピードは30~1/4,000秒。
DSC-QX10でもプログラムオート時の上限感度がISO3200(従来はISO1600)に引き上げられたほか、最大1,440×1,080ドット/30fpsだった動画記録で、最大1,920×1,080ドット/30fpsで記録可能となった。