「なぜか毎回、相手に振られてしまう……」という女性は、あなたの周りにいませんか? もしかしたら、この記事を読んでいるあなた自身が当てはまっているかもしれませんね。いつも恋人に振られてしまう女性には、実はある共通点があるのです。一体、その共通点とは何なのかを今回はお伝えします。
■相手が入ってほしくない領域にまで入り込む
「今、どこで誰といるの?」としょっちゅう彼の行動を詮索する、「女性が参加する飲み会には行ってほしくない」と、彼の行動を制限する、彼の部屋の引き出しを勝手に開けたり掃除をしたりする。究極の行動として、彼のケータイを盗み見てしまう。これらはすべて、相手が入ってほしくない領域にまで入り込む言動です。
男性は女性よりも、自分のテリトリーを侵されたくないという気持ちが強い生き物。これは、女性が子供を産む・産まないにかかわらず、子供ができると必然的にテリトリーが奪われるという本能が備わっていることに対して、男性はその本能がインプットされていないことによると思われます。ですから男性は、自分の領域に土足で入り込まれると、「この人といるとずっとこんな生活が続くのか……」とげんなりしてしまい、その彼女との将来を考えられなくなる、という仕組みです。
■「私はいいけどあなたはダメ」的な精神で相手に接している
彼を束縛する一方で、自分は男性と2人きりで陰でこっそり会う、という女性がまれにいます。そういった行動は、交際期間が長くなればいずれ露呈します。そのときに彼は理不尽さを感じ、男性自身も遊び始めて関係に亀裂が入るか、彼女にあきれて振ってしまい、関係が終わってしまう、ということがあります。
彼には女性との連絡を禁止しておきながら、自分は男友達と連絡を取っているというケースもありますが、これももちろんNG。つき合いは対等であることが基本ですから、「私はいいけどあなたはダメ」ではなく、「私もダメだしあなたもダメ」、もしくは「あなたもOKで私もOK」にすべきなのです。
■尽くしすぎる
「彼のことを何でもしてあげたくなる」と自覚している場合は、自分への自信のなさの裏返し。「これぐらいしないと私は愛される資格がない」と、自分を過小評価しているのです。そして何でもしてあげた結果、彼に「こいつは何をしても自分から離れていかない」と見下されてしまい、彼に好き放題されてしまい、関係が破綻します。
■「好き」「ありがとう」を言葉や態度で表現しない
男性は、自分のことを一番に愛してくれていることがわかったり、自分のしたことが相手に喜んでもらえることに至上の喜びを感じます。ですから、これらを表現しないと、男性は自分の存在価値を見いだせなくなり、次第に彼女との時間が心地よく感じられなくなります。結果、今の彼女よりもっと自分を必要としてくれていることを、ハッキリと理解できる異性を探してしまうこともあるのです。
あなたの周囲の女性やあなた自身は、いくつ当てはまりましたか?
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。