ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオやマーティン・スコセッシ監督らが17日(現地時間)、米・ニューヨークのジーグフェルド・シアターで開催された映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のニューヨークプレミアに登場した。

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のニューヨークプレミアに登場したジョナ・ヒル(左)とレオナルド・ディカプリオ

同作は、L・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んで製作された作品。実在する株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの回顧録「ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」をもとに映画化したもので、1980年代~90年代のニューヨーク、ウォール・ストリートを舞台に、ジョーダン・ベルフォートが、20代で証券会社を設立し億万長者に登り詰めるも、証券詐欺の違法行為で逮捕されるまでの栄光と挫折を描いた作品だ。

この日は、L・ディカプリオ休業前最後の作品ともあって、全米&海外メディア約300人が集結。L・ディカプリオは、アルマーニのスーツで登場し、同作について「これまで商業的に成功するような作品を作ってきていたが、この作品はこれまでとはちょっと違う。僕が本当にやりたいと願ってきた作品なんだ」とコメント。また、「(この作品を撮り終えて)すでに10カ月休んでいる。この映画は、作品に関わった皆が、アドレナリン全開で、毎日テンションを上げていかなければならない作品だった。この映画をどれだけ長い時間をかけて作ったかという現実からすると、休みが必要だったんだ。次に出る作品はまだ決まっていないからそれまでは休むけれど、もしかしたら、それは明日見つかるかもしれないしね」と先日行った休業宣言についても言及した。

一方、マーティン・スコセッシ監督は「みんなが気に入ってくれることを祈っているし、(アカデミー賞について)もしノミネートされたらそれはすごく素晴らしいこと。日本のみんなにも早く観てもらいたい。日本の文化と人が好きなので、またなるべく早くいきたいと思っているよ!」と日本のファンにメッセージをおくった。

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、2014年1月31日より全国公開。

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