岡三オンライン証券は13日、岡三オンラインFX(くりっく365)専用FX自動売買ツール「アルゴトレード365」において、将来の収益期待度を予測する新指標「将来性スコア」をリリースした。
また、16日より、新売買モデル「コントラプト」をリリースした。このたびの売買システム追加により、同サービスで利用できる売買システムは1224個から1260個に増加したという。
新指標「将来性スコア」とは、値が大きいほど「現在までのトラックレコードが将来に亘って再現される可能性が高い」ことを示すオリジナルの評価指標のことだという。「アルゴトレード365」に搭載されている売買システムのトラックレコードを徹底的に検証し、予測精度の高い指標を抽出、更にそれらを組み合わせることで、将来の再現性を算出しているとしている。
新売買モデル「コントラプト」は、相場に方向感の無い、いわゆる「レンジ相場」において特に有効な売買システムで、独自の基準時間と過去のある時点の価格差を元に逆張りでエントリーし、比較的短期間の売買で利益を狙うという。逆張りエントリー戦略は「カウンタートレンド」とも称され、トレンドが弱く、値幅が狭い相場においても収益機会を見出すとしている。
「アルゴトレード365」とは、オスピスが東京金融取引所の「くりっく365」専用に開発した選択型のFX自動売買ツールだという。厳選された合計1224通りの売買システム(13日現在)から、お好みの売買システムを選ぶだけの簡単操作で、誰でもシステムトレードを始めることが可能としている。過去の損益パフォーマンスや勝率などの各種ランキングや、お好みの売買システムを見つけ出す検索・比較機能、何百万通りの複数売買モデルの組み合わせの中から、統計的に優位性の高い組み合わせをセレクトする「ポートフォリオ機能」などを搭載しており、システムトレードに精通している投資家はもちろん、「システムトレード初心者」の方も安心して利用できるという。
システムトレードとは、株式や外国為替などの金融市場の取引において、あらかじめ決めた一定の売買ルールに従い、機械的、継続的に取引する投資の手法を指しているという。
各売買システムに表示されている「期間損益」「勝率」等の数値は、過去の結果に基づいて算出したもので、将来の結果を保証するものではないという。また、売買システムリリース以前の数値は、過去のくりっく365の為替レートを使用して売買システムを稼動させた場合のシミュレーション結果としている。
岡三オンライン証券は、今後とも価値あるサービスの提供に努めていくとしている。