みずほ銀行は12日、南アフリカ共和国のヨハネスブルグに出張所(ロンドン支店ヨハネスブルグ出張所)を開設した。同行がアフリカ大陸に拠点を構えるのは、同件が初めてになるという。

南アフリカは、サブサハラ地域で最大の経済規模(2012年名目GDP:約3843億ドル)、アフリカ第4位の人口5120万人(2012年)を誇る大国。2011年4月第3回BRICS首脳会議より正式にBRICSメンバーに加入し、2012年のGDP 成長率は2.5%で近時着実にプラス成長を実現するなど、サブサハラ地域成長のハブとしての存在感を示しているという。

こうした中、2013年6月横浜での第5回アフリカ開発会議(TICAD V)開催を受け、同地への日系企業の関心が一段と高まっているという。

同行は、ヨハネスブルグ出張所開設を契機に、南アフリカおよびサブサハラでの営業および情報収集の体制を整えることにより、各プロダクツ分野で同地域への進出・事業拡大を検討している顧客へのサポートを強化していくとしている。