福袋購入経験者は約7割

凸版印刷が運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」はこのほど、「福袋購入に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は全国の20歳~59歳の男女を対象として、11月23日~24日にインターネット上で実施。824のサンプルを得た。

福袋購入経験者は7割以上。2014年の福袋購入検討者は2人に1人

「これまでに福袋を購入したことはあるか」を聞いたところ、7割の人が「ある」と答えた。年齢別では、「毎年欠かさず購入している」との答えが多い傾向にあるのは30代以上。「だいたい購入している」と多く回答したのは20代だった。

男女別でみると、男性の3人に1人はこれまでに1度も福袋の購入経験がないことが分かった。女性でこれまでに福袋の購入経験がない人は2割未満となった。

約半数が2014年1月の福袋を購入する意向

続いて、「2014年1月の福袋について購入予定はあるか」を聞いたところ、約4人に1人が「福袋の購入を既に決めている」ことが分かった。また、2割は「福袋の購入について検討中」と答えており、全体の約2人に1人が新年の福袋購入について検討していることが伺えた。

1万円以上の福袋購入者割合は、昨年までに比べて約12%の増加

福袋購入金額(複数の場合は合計額)は1万円以内が多い

福袋購入経験者に「例年福袋を購入する際に使用する金額(合計額)」をたずねたデータと、2014年1月の福袋を購入予定または検討中と答えた人に「2014年1月に福袋を購入するならどれくらい払うか(合計額)」をたずねたデータを比較分析したところ、例年1万円以上の福袋を購入する人の割合が20.9%だったのに対し、2014年1月の福袋は32.7%と、約12%近くも増加していることが分かった。

1万円以上の福袋を買う人が増える予想 

また、男女別で比較すると、3万円以上の比較的高額な福袋を購入するのは「男性」が多い傾向がみられた。さらに、「2014年購入予定の福袋個数」の平均は1.5個。中には5個の福袋を購入する予定の人もいることが明らかとなった。

7割の人が福袋購入で失敗経験あり

福袋で失敗した経験のある人が多い

福袋の購入経験者に「福袋の中身は満足のいくことが多かったか」を聞いたところ、約7割が福袋の購入について「失敗したと感じたことがある」と答えた。具体的には「デザインが気に入っておりいつも購入しているブランドだったが、福袋を購入して中身を見てみると、売れ残りを詰めたような感じだった」「使い方の分からない小物が入っていた」「ゲームソフトの福袋を買ったところ同じソフトが3本も入っていた」などがあがった。

約6割の人が事前に福袋情報を検索

TVで調べるという人はチラシで調べる人の3分の1

「福袋購入前のリサーチの有無」について聞いたところ、約6割が購入前に福袋情報を検索していることが分かった。また「検索方法」については「インターネット」が1位。僅差で「店頭での告知」が2位となった。また、情報収集手段として影響力が高いといわれるTV・新聞・雑誌を抑え、「チラシ」が3位に食い込んだ。