スウェーデンのボルボ・カー・グループはこのほど、コンセプトカー3部作の第2弾「コンセプト・XCクーペ」を、来年1月に開幕する北米国際自動車ショーでワールド・デビューさせると発表した。
ボルボのコンセプトカー3部作は、フォルクスワーゲンから移籍したデザイン部門のトップ、トーマス・インゲンラート氏の下でデザインされており、同社の新プラットフォーム「SPA」(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)を採用したモデルでもある。デザイン面、技術面で新しいボルボの方向性を示すコンセプトカーといえる。
第1弾の「コンセプト・クーペ」は、将来のミディアム / ラージクラスのデザインの可能性を示唆するもので、9月に公開され、高い評価と数々の賞を受賞した。
第2弾「コンセプト・XCクーペ」は、クロスカントリーとXCモデルという、ボルボが1997年に開拓したセグメントでの歴史を背景に考案されたモデル。来年1月に開幕する北米国際自動車ショー(NAIAS)でワールド・デビューを果たす予定で、詳細などは年明けに公開予定。なお、ボルボ・カーのYoutubeチャンネルにてショートムービーも公開されている。