歌手の家入レオが15日、都内で5thシングル「太陽の女神」の発売記念イベントを行い、2014年1月29日に6thシングル「チョコレート」を発売することをサプライズ発表した。

19歳を迎え、心境を語った家入レオ

「チョコレート」は、家入が地元・福岡から上京した16歳のころに制作され、2012年デビューのタイミングのイベントライブでのみ披露されるなど、ファンの間ではリリースが期待されていた楽曲。表題曲としてラブソングを発表するのは今回が初で、「バレンタインデーの甘くて切ない淡い思い出」をテーマに、家入の12歳当時の実体験が表現されている。生産限定盤の3タイプには、11月28日に東京・台場のZepp DiverCity Tokyoで行ったライブの16曲全ての音源が3枚に分けて収録される予定となっている。

同シングルについて、家入は「誰もが一度は通ったことのある、そんなけがれない気持ちをこの先も大事にしていきたい。そんな気持ちを込めて、10代最後の19歳を迎えた今歌っておきたくて、リリースを決めました」と説明。また、「この曲はたまたまラブソングですが、過去発表したヒリヒリしたテーマの楽曲と同様に嘘偽りのない思い、忘れたくないけがれない気持ち、という意味では自分の中では今までと一緒」と明かし、「リリースを待ち望んでいただいたファンの皆さんはもちろん、たくさんの方に、普段とはちょっとだけ違う私を感じてもらえたらうれしいです」と思いを語っていた。

この日のイベント「TSUTAYA presents PREMIUM EVENT」には、応募抽選で選ばれた150人のファンが参加した。「太陽の女神」の制作秘話をはじめ、今月13日に迎えたばかりの19歳の心境を吐露。サプライズで新曲「チョコレート」を披露すると、最前列のファンはクラッカーと共にバースデー・チョコレートケーキで、家入の誕生日をこちらもサプライズで祝った。満面の笑みを浮かべた家入は、一気にロウソクを吹き消しながら、「今はひたすら真っすぐ走る時期だと思うので、変わらず音楽をしっかりやっていきたいと思います」と今後の歌手活動の決意を新たにしていた。