米mozillaは12日(現地時間)、Firefox OSプロジェクトの成功を促進する新組織「Open Web Device Compliance Review Board(CRB)」を創設したと発表した。設立時のパートナー企業はMozilla、ドイツテレコム、LG電子、Qualcommなど11社。日本からはKDDIとソニーモバイルコミュニケーションズが参加する。
CRBは、同社が開発するモバイル機器向けプラットフォーム「Firefox OS」におけるブランド要件の基盤となる独立運営の組織。Firefox OSの成長を促進するために、パートナーの技術や資本を生かしながら、APIの確立など環境整備をすすめる。
なお、Firefox OS搭載端末は、日本の携帯電話会社からは未発売だが、グローバルでは8月23日に米英で「ZTE Open」が発表されるなど、世界展開がすすめられている。