結婚して家庭を持つと親戚が倍になるし、子供の行事や地域の役員などの仕事も増え、独身の頃のように友達付き合いだけというわけにはいかなくなる。今回は、マイナビニュース会員既婚男性200名に、「結婚してから始まった人付き合いを面倒だと思うことはあるか」を調査した。
Q.結婚してから始まった人付き合いを面倒だと思うことはありますか?
はい 19.5%
いいえ 80.5%
Q.(「はい」と回答した人にお聞きします)それはどうしてですか? どんなところが面倒だと思いますか?
■妻の親戚
・「妻の親戚で、借金を抱えて、助けを求めてくる人がいて、非常に困っています」(53歳男性/電機/技術職)
・「妻の親戚関係。なれなれしい」(61歳男性/建設・土木/技術職)
・「妻の兄弟に会って、楽しくもないのに、楽しそうに会話すること」(54歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「妻の実家まで行くのが面倒くさい」(30歳男性/情報・IT/技術職)
■妻の友人
・「嫁の友人が家に遊びに来ること」(38歳男性/自動車関連/事務系専門職)
・「妻の友達が大勢家に来て大騒ぎするときにいらっときます」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「妻の友達。面倒とまで言わないが、気を遣うから」(43歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
■子供関係
・「子供の部活の父兄活動が休日に多い」(51歳男性/その他/技術職)
・「幼稚園の親交流」(33歳男性/情報・IT/営業職)
・「子供の学校関係の付き合い」(52歳男性/運輸・倉庫/営業職)
■大人の証!?
・「冠婚葬祭」(59歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)
・「あいさつ回りとか気を使うことが増えた」(36歳男性/通信/技術職)
・「いろんなわずらわしい行事が増えたので一人の方が楽に感じることはある」(26歳男性/金融・証券/専門職)
・「実家に呼ばれると断れない」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■総評
結婚してから始まった人付き合いを面倒だと思うことがある男性は約2割。面倒な付き合いは妻任せという人も多いのだろうか。女性編の半分の数字となった。
そのほとんどは、女性編と同様、親戚絡みのもの。ただし、「親戚付き合い」というシンプルな回答も多く、妻の親戚に限らず、親戚付き合い全般に関して面倒と感じているようだ。その理由に関しても、多くの女性の回答にあったような、気が合わない、嫌いなタイプだからといった感情的なものは少なく、「よく知らない人と長時間一緒にいなければならないと疲れるから」と思っている人が中心だった。また、口下手な男性が多いのか、人付き合いそのものというより、「会話が苦痛」「会話が面倒」といった回答も目立った。
子供の学校や幼稚園関係の活動や交流を面倒に感じている人も。こちらは、気を遣うからというよりもせっかくの休日を好きなように過ごしたいからという理由のようだ。他には、妻の友人が家に遊びに来ることをこころよく思っていない人もいた。
「一人の方が気楽だった」「あまり自由にぶらぶらできなくなった」といったコメントも見られた。確かに結婚すると冠婚葬祭など、一家の主として夫主導で取り仕切らなければならない場面も出てくるものだ。結婚後の人付き合いは、大人になるための洗礼なのかもしれない。あなたが人付き合いを面倒に思うのはどんなときだろうか?
(文・増岡真理)
調査時期: 2013年11月8日~2013年11月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート