贈り物を通販で購入したことがある割合

日本通信販売協会が開設した「ジャドマ通販研究所」は、全国の15~69歳の男女を対象に「贈り物と通販に関する消費者実態調査」を実施した。調査は11月8日~11日にかけて行われ、1,000件の有効サンプルを得た。

52%が通販で贈り物の購入経験あり

まず、贈り物を通販で購入したことがあるか尋ねたところ、51.8%が「ある」と回答した。性別・年代別で見ると、女性(57.4%)や30代(65.9%)、40代(61.7%)、50代(61.7%)の割合が高くなっている。続いて、これまでに購入したことがある贈り物について聞くと、「誕生日プレゼント」(83.2%)が最も高く、以下、「母の日のプレゼント」(71.0%)、「クリスマスプレゼント」(61.9%)が続いた。

また、通販で購入したことがある贈り物を聞くと、「お歳暮」(33.5%)、「誕生日プレゼント」(33.4%)、「お中元」(33.1%)、「母の日のプレゼント」(32.5%)がそれぞれ3割台となり、上位に挙がっている。主に、毎年贈る時期が決まっている贈り物において、通販利用が進んでいるようだ。

これまでに購入したことがある贈り物

次に贈り物を選ぶ際、インターネットで人気商品などの検索をすることがあるか尋ねたところ、52.0%が「ある」(頻繁にある+ときどきある、以下同様)と回答した。検索を「活用する」割合を性別・年代別にみると、女性(61.0%)や30代(66.5%)、40代(59.3%)で高くなっている。

贈り物を選ぶ際、インターネットで人気商品などの検索をすることがあるか

贈り物を選ぶ際、SNSで相手が欲しいものなどの情報収集をすることがあるか聞いたところ、12.2%が「活用する」と回答した。特に、10代(20.5%)や20代(23.4%)で「活用する」割合が高く、若年層でSNSを使った下調べが盛んな様子がうかがえる。

また、各SNSのアクティブユーザー(月に1回以上利用している人)別に、贈り物を贈る際にSNSを活用する割合を比較したところ、Twitter(27.5%)やFacebook(23.1%)より、mixi(32.1%)の方が割合が高かった。同研究所はmixiに投稿された日記などが相手の好みの把握に役立っているのではと見ている。

贈り物を選ぶ際、SNSで相手が欲しいものなどの情報収集をすることがあるか