米Microsoftの開発者カンファレンス「BUILD 2014」の開催日に関する情報が出ており話題になっている。The Vergeによれば、同カンファレンスに関する情報がMicrosoftのサイトに掲示されすぐに削除されたが、同社はノーコメントとしている。掲出された情報は4月2~4日の3日間にわたり米カリフォルニア州サンフランシスコのMoscone Centerで開催されるというもので、今年2013年の6月末と比べて2カ月半ほど早い日程となる。
情報の真偽は不明だが、Moscone Centerのイベント紹介ページによれば4月4日には3つある同会場(North、South、West)の建物のうちの1つを使ってイベントが開催されるため、仮にMoscone Centerを会場とする場合は「West」会場のみの使用となり、若干開催規模が小さくなる可能性がある。2013年のBUILDはNorthとSouthの2つの会場を利用していた。
またBUILDはコンシューマとエンタープライズを含むWindows周辺製品全体をカバーするイベントとなっているが、次期Windowsバージョンといわれる「Threshold」は2015年春登場が噂されており、時期的に考えてもWindows OS for PCがBUILD 2014のメインテーマにはなりにくいと考えられる。同時期には「Windows Phone 8.1」が登場するという話があり、Thresholdで噂されるWindows RTとWindows Phoneの統合に関する話題が登場する可能性がある。つまり、BUILD 2014のメインテーマはWindows Phone 8.1ならびにスマートフォン/タブレットに関する話題が中心になる可能性が高い。