7月20日に全国343館454スクリーンで公開されたスタジオジブリ作品で、宮崎駿監督が手がけたアニメーション映画『風立ちぬ』が、「第71回ゴールデン・グローブ賞」の外国語映画賞(Best Foreign Language Film)にノミネートされたことが明らかとなった。
「第71回ゴールデン・グローブ賞」のノミネート作品は、12月12日22時15分(現地時間:同日5時15分)にハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が発表し、『風立ちぬ』は外国語映画賞にノミネート。スタジオジブリ作品として、同賞のノミネートは『風立ちぬ』が初となる。また、「ゴールデン・グローブ賞」のアニメーション映画部門は、英語音声の作品が対象となっており、今回は英語字幕版での申請のため外国語映画賞でのノミネートになったという。
同賞の受賞式は、2014年1月13日(日本時間:10時、現地時間前日12日P17時)に行われる。『風立ちぬ』は北米公開を2014年2月控えているが、今回の「ゴールデン・グローブ賞」に加え、さらに3月の米国「アカデミー賞」にも注目が集まっている。なお、『風立ちぬ』の海外の主な受賞歴は以下のとおり。
・ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(米国映画批評会議賞) アニメーション映画賞
・ニューヨーク映画批評家協会賞 アニメーション映画賞
・ボストン映画批評家協会賞 アニメーション映画賞
『風立ちぬ』は、12月11日現在で動員959万人、興行収入は119億円を突破。今年の映画興行首位のトップを走っている。
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