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ダイキン工業は12月11日、子供を保育所へ入れるための活動、いわゆる"保活"を全面的にサポートする「保活コンシェルジュサービス」の導入を発表した。同サービスは女性活躍推進の取り組みの一環として、育児休暇からの職場復帰を支援するもの。

周辺の保育所に関するきめ細かい情報や、保活のコツ・ノウハウ等をタイムリーに提供するとともに、一人ひとりに合わせたアドバイスやカウンセリングを行い、妊娠時から保育所決定まで継続的に支援していくという。

保活のコツ、ノウハウを提供していく

スムーズな職場復帰において大きな課題である保活だが、個人の活動・努力に任されるケースが多く、行政・企業の制度はほとんどないのが実状。同社でも育児休暇後に職場復帰しようとして、子供を保育所に入れられず、育児休暇を延長せざるを得ないケースが多く見られたという。

そこで同社は「保活には企業側が支援できる余地が大きい」と考え、妊娠時から社員一人ひとりに合わせたサポートを実現するため、ワーキングマザー支援に豊富なノウハウと情報を持つマザーネットと共同で、サービスを開発した。 保活に要する負担を軽減し、保育所決定の確度を大きく上げることで、円滑に職場復帰できる体制を整えていくとのことだ。

妊娠期には、「保活ハンドブックによる情報提供」「保育所選びのアドバイス」「保活ノウハウの伝授」「居住地・勤務地近隣の保育所関連情報の提供(口コミ情報も含む)」「電話によるカウンセリング」などのサービスを行い、育児休暇中には「復帰応援講座の実施」「スムーズに職場復帰するための事前準備などの情報を提供」などを行う予定だ。