NTTドコモは12月12日、同社が提供するiPhone 5sおよびiPhone 5c向けの新サービスとして、spモードメールをクラウドに対応させた「ドコモメール」を提供すると発表した。17日より提供を開始する。利用料は無料だが、月額315円のSPモードの契約が必須となる。

iPhone 5s(左)とiPhone 5c

今回提供するiPhone向けドコモメールの保存容量は1GBで、標準メールアプリで利用可能。メールのフォルダ管理に対応したほか、クラウドと連携することで、機種変更時のデータ移行や端末紛失時のデータ復旧を簡単に行うことができる。

加えて、メールが届いたことを通知する機能「新着メールお知らせ設定」も備える。ただし同機能は、自動受信機能ではないため、メールを取得するには従来通りメールアプリの起動または自動受信設定(最短15分間隔)を行う必要がある。また新着メールお知らせ設定は、従来のiPhone向けspモードメールでも利用可能。こちらも17日より提供を開始する。 このほか、12月中にはパソコンやその他メールソフトからドコモメールの利用が可能となる予定。