Kingston Technologyは12日、TCG Opal 1.0に準拠したエンタープライズ向けSSD「KC300」の新バージョンを発表した。60GB / 120GB / 240GBの3モデルを用意し、販売代理店を通して提供する。

KC300

エンタープライズ向けの管理アプリケーションである、「WinMagic SecureDoc」「Wave Embassy」「McAfee Endpoint Encryption for PC」といった環境で動作テストを実施済み。集中管理ソフトウェアによって、セキュリティポリシー、パスワードの復元、ログのコンプライアンス、自動アップデート、ユーザの作成/削除などを管理している企業に、強固なセキュリティを提供するとしている。

SSDとしての最大転送速度は、リード最大525MB/s、ライト最大500MB/sとなっている。また、4Kリードは85,000IOPS、4Kライトは60GB/120GBモデルで64,000IOPS、240GBモデルで52,000IOPS。ランダム4Kリードは60GBモデルが10,500IOPS、120GB/240GBモデルが32,000IOPS、ランダム4Kライトは60GBモデルが64,000IOPS、120GB/240GBモデルが56,000IOPS。

インタフェースはSATA 3.0で、コントローラチップにSandForce SF2281。ハードウエア自動暗号化(AES128bit)に対応する。本体サイズはW69.8×D100.1×H7mm、重量は86g。