シャープは12日、筆圧検知に対応したフルHD解像度の20V型タッチ液晶ディスプレイ「LL-P202V」を発表した。写真切り抜きなど、細かな作業が可能なデジタイザーペンも付属する。

発売日は2014年2月20日。価格はオープンで、店頭予想価格は120,000円前後。医療用電子カルテの記入端末やホテル・病院などでの記帳などの用途を想定する。

LL-P202V

静電容量方式の10点タッチパネルを搭載した、1,920×1,080ドット解像度の20V型液晶ディスプレイ。本体は筆圧検知に対応。ペン先に「消しゴム」や「右クリック」が設定できるデジタイザーペンも付属し、メモ書き用の「ホワイトボードモード」など手書き用途に活用できる専用ソフト「SHARPペンソフト」も搭載する。なお、ペン入力とタッチ入力の同時利用はできない。

上記以外の主な仕様は、輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比が3,0001、応答速度が5ms、表示サイズが横432×縦243mm。消費電力は41W(通常時29W)。入力端子はDisplayPort×1、HDMI/MHL(兼用)×1。スピーカーは1W+1Wのステレオ。また、100×100mmのVESA規格に対応する。

本体サイズはW463.8×D25.2×H274.8mm(突起部除く・本体のみ)、重量は約2.3kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。75度~20度のチルトが可能なバリアブルスタンドが付属する。