JVCケンウッドは12月12日、デジタルビデオカメラ「Everio(エブリオ)」シリーズの新ラインナップ「GZ-E355」を発表した。JVCブランドから12月下旬に発売される。価格はオープンで、推定市場価格は60,000円前後となっている。
光学40倍ズームレンズと総画素数251万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載するビデオカメラ。高いズーム倍率のレンズに加えて画質劣化を抑えたデジタルズーム処理を行うダイナミックズームでは60倍のズーミングが可能となっている。また、裏面照射型CMOSセンサーにより、室内などの暗いシーンでも低ノイズで記録可能だ。手ブレ補正技術には同社独自のアクティブモードを採用。動き回る被写体もブレを抑えて撮影を行える。
そのほか、「被写体」「背景」「光源」「撮影スタイル」の4つの条件を組み合わせた284パターンを判別して自動で最適な設定を行う「インテリジェントオート撮影」機能や、独自の高音質か技術「K2 テクノロジー」、屋外撮影時に便利な「自動風切り音カット機能」などを備える。
その他の主な仕様は次の通り。レンズの焦点距離は動画撮影時で40.5~1,992mm(35mmフィルム換算、ダイナミックズーム・オフ時)、静止画撮影時で40.5~1,620mm(35mmフィルム換算、アスペクト比16:9時)、40.5~1,980mm(同、アスペクト比4:3時)、撮像素子は総画素数251万画素・1/5.8型CMOSセンサー(裏面照射型)、動画の記録方式はAVCHD(MPEG-4 AVC/H.264)、モニターは3型・23万ドット液晶。
記録メディアは16GBのメモリを内蔵するほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードを利用可能だ。付属バッテリー使用時の連続撮影時間は約1時間20分(実撮影時間は約45分)。
サイズはW50×D116×H55mm(突起部含む)で、重量は約220g(付属バッテリー装着時)となっている。