専業主婦家庭の家事はほとんどが妻の仕事

小林製薬はこのほど、「トイレ掃除とトイレ空間に関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は、全国の20代~40代の専業主婦を対象として、11月21日~22日にインターネット上で実施。各世代103名、計309名から回答を得た。

夫婦間での家事役割分担比率は「妻9:夫1」

「夫婦間の家事役割分担比率」を聞いたところ、「妻:夫が9:1」との答えが37.2%で最も多く、「妻が10割」が26.2%、「妻8:夫2」が21.0%で続いた。専業主婦の家庭では、日々の家事(育児を除く)の役目はほとんど妻であり、男性の家事の関与度は非常に低いことが明らかとなった。

現在の家事分担に満足している人が多い

また「現在の夫婦間での家事全体の分担比率に対して満足しているか」を聞いたところ、7割以上の専業主婦は、現在の分担状況に満足していた。

夫が引き受けてくれている家事の質に満足している妻は8割

夫の家事に満足している人が多い

「夫が現在担当している日々の家事」を聞いたところ、「ゴミ捨て」(46.0%)、「お風呂掃除」(28.2%)、「買い物」(14.6%)が上位3位となった。また、「現在、夫が引き受けてくれている家事の質(クオリティー)に対しての満足度」を聞いたところ、76.8%が満足していることが分かった。

夫の家事のやり方が雑なことに半数が不満

一方で、不満を感じている人に「その理由」を聞いたところ、「やり方が雑」が50.9%、「言わないとやってくれない」が41.5%、「自分のやり方とは違う」が32.1%となり、家事を丁寧に行いたいという主婦の意向が明らかになった。

トイレ掃除を夫に任せたい理由は「自分が汚しているわけではないから」

トイレ掃除は妻の仕事という人が76.4%

「嫌いな家事」について聞いたところ、「トイレ掃除」が20.7%、「お風呂掃除」が20.1%、「洗いもの」が18.4%となった。また、嫌いな家事1位の「トイレ掃除」の担当は、76.4%が妻であることがわかった。

自分が汚したわけではないのにと思っている主婦が多い

一方で、「本当は誰にトイレ掃除をやって欲しいか」を聞いたところ、「誰にもやって欲しいとも思わない(自身でやる)」が63.1%と最も多かったものの、「夫」との回答も30.1%にのぼった。「その理由」については「自分が汚していないから」が35.6%となり、夫のトイレの使い方に対する不満が浮き彫りとなった。

調査の詳細は「小林製薬のニュースリリース」で閲覧できる。