日産自動車は16日、新型「エクストレイル」と、同車の特別仕様車「エクストリーマーX」を発売する。2014年1月5日まで、日産グローバル本社ギャラリー(横浜市)と日産銀座ギャラリー(東京・銀座)にて、デビューイベントも開催される。
新型「エクストレイル」は、高い走行性能と低燃費を両立した本格SUV。「ヒルスタートアシスト」「アドバンスドヒルディセントコントロール」「ヨーモーメントコントロール」機能を搭載した4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」を継承しつつ、シャシー制御技術「アクティブライドコントロール」、カーブなどでの減速を自動でアシストする「アクティブエンジンブレーキ」、なめらかで安定したコーナリングをアシストする「コーナリングスタビリティアシスト」といった先進技術を全車に採用した。
直噴MR20DDエンジンやアイドリングストップ、新型エクストロニックCVT、走行抵抗の低減、軽量ボディなどの低燃費技術により、16.4km/リットルの低燃費も実現。安全技術では、「エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「LDW(車線逸脱警報)」「進入禁止標識検知」をパッケージにした「エマージェンシーブレーキ パッケージ」グレードを設定し、「BSW(後側方車両検知警報)」「ふらつき警報」もオプションで設定される。
ユーティリティ装備では、前モデルで好評だったという防水フロア・シートに加えて、自由に空間を仕切れる防水フレキシブルラゲッジを採用し、ポケットやカップホルダーなどの収納スペース増加も行われた。5人乗りの2列シート車に加え、7人乗りの3列シート車も新たに設定されている。価格は、「エクストレイル」が224万9,100~259万7,700円、「エクストリーマーX」が264万9,150~279万7,200円。
横浜・銀座の2会場で開催されるデビューイベントでは、新型「エクストレイル」のボディーカラー全7色(銀座では2色)や3列シートなど、さまざまなバリエーションの車両を展示。CMの世界観を表現した造作や映像、車両に関するプレゼンテーションも行われる。デビューイベントの営業時間は両会場とも10:00~20:00。