iOS 7に付属のWebブラウザ「Safari」は、表示できるタブの数が最大24枚となり、たくさんのWebサイトを同時に開いておくことが可能となった。ボタンやスクロールバーが自動的に隠れるフルスクリーン表示が採用され、ひとつの画面に表示される情報量も増えている。検索機能がアドレスバーに統合されるなど、限られた画面を有効に使う工夫も盛り込まれた。

一方では、従来どおり直感的な操作性が維持されている。画面を上下にフリックすれば、その速さに応じた慣性がついてスクロールする。1画面に表示しきれない縦長のWebページでは、できるだけ広い画面を確保するため画面下のツールバーは非表示になるが、軽くフリックすればすぐに現れる。

さりげない部分では、ブックマーク機能の改良が挙げられる。iOS 7の「Safari」では、新規タブを開くとブックマーク画面が表示されるが、これは登録済ブックマークを開くためだけの画面ではない。ブックマークの並び順を変更することも可能なのだ。

操作はかんたん、並べ替えたいブックマークのアイコンをプレス(長押し)して、目的の位置までドラッグすればOK。自分が使いやすいよう並べておけば、より効率的にWebブラウジングできるはずだ。

操作手順をカンタン解説

1 画面右下のタブボタンをタップし、タブの管理画面を表示する

2 画面下の「+」ボタンをタップして新規タブを作成し、白紙状態で表示されているそのタブをタップする

3 ブックマーク画面が表示されるので、並び順を変更したいブックマークのアイコンをプレスし、目的の位置までドラッグする

(提供:iPad iPhone Wire)