12月6日、汐留に拠点を置く企業9社が合同で、2015年度新卒の女子就活生を対象にした企業説明会「汐留女子会」を行った。電通、資生堂などかなりキラキラしていそうな女性たちが集まり、若くてキラキラしている女子学生たちとトークするというので、潜入してみた。
日本を代表するような企業たちの華やかな女性社員が登場
開場直前、汐留に女子学生たちが続々と集まってくる。初対面同士なのに、「どこの大学ですか?」といった声が聞こえてきて、学生たちのコミュニケーションが活発に行われている様子に驚かされた。
今回参加した企業は、資生堂、ソフトバンクグループ(グループ4社)、電通、トッパンフォームズ、日本通運、パナソニック、富士通、三井化学、リコーの9社。若手社員から、育児中の社員までさまざまな女性社員たちが華やかに登場する様は圧巻だ。
汐留を「女性が勤めたい」と思う街に
汐留女子会事務局の真道 哲哉さんは「汐留は今年再開発から10年。ぜひ盛り上げていきたいという思いもあります。昔から生活者に根ざした企業が多いなかで、やっぱり日本の経済を動かしているのは女性ですから(笑)。女性が集まる街、女性が勤めたいなと思う街になったらいいなと思いますね」と語る。
各社スタンスはあるが、どこも「女性に甘い」企業なわけではない。平等に厳しく、また平等に働けるために制度を整えているので、女性同士本音を話しあってほしいとのことだ。
会が始まると、9社がそれぞれ自己紹介。その後、スタンドテーブルを囲んで自由にいろいろな人と話ができるトークセッションスタイルとなる。その際に配られるドリンクは資生堂の「綺麗のススメ」と、女子会らしい配慮も。
女性同士ならではの赤裸々トーク
「正直、やっぱり理系は男性の方が圧倒的に多いけど、逆に女性の結束力があがってますよ」「出産して仕事へのモチベーションが下がったときに、周りの人が支えてくれた」など、女性同士だからこそ話せる赤裸々なトークがあちこちから飛び出していた。BGMの音楽も聞こえないほど。
参加した学生は「友達に教えてもらって、応募してみました。私は総合職として働くか、一般職として働くか迷っていたので、いろいろ話をきけて良かったです。男性がいる場では、聞きづらい話も聞けました」と話してくれた。優秀な女性がこぞって汐留を目指すような未来も、遠くはないのかもしれない。