ライカカメラジャパンは12月11日、自由雲台「ライカ ボールヘッド24」「ライカ ボールヘッド38」および三脚「ライカ トラベラー三脚」、「ライカ ボールヘッド24/38 用カメラプレート」を発表した。発売は12月14日で、価格はライカ ボールヘッド24が31,500円、ライカ ボールヘッド38が52,500円、ライカ ボールヘッド24/38用カメラプレートが5,250円、ライカ トラベラー三脚が67,200円、ライカ トラベラー三脚用バッグが9,450円となっている。

ライカ ボールヘッド24 / ライカ ボールヘッド38

「ライカ ボールヘッド24」

「ライカ ボールヘッド38」

2モデルともライカ製のコンパクトデジタルカメラ全モデル、「ライカX」シリーズおよび「ライカM システム」の全モデルで使用できる自由雲台。コンパクトサイズの設計と、カメラアングルを頻繁に変えながら撮影する利便性を考慮した設計となっている。ボール径24mmのライカ ボールヘッド24はわずか140gという重量ながらしっかりとしたホールド性と十分な安定性が特徴。ライカ ボールヘッド38はボール径が38mmで、十分な固定力と安定性に加えて「ティルト機能」を搭載。ティルトノブを締めることでボールを縦方向にのみ動かせるように固定できる。そのほか、15度ごとにボールの動きをロックできる「パノラマヘッド機能」により、風景や建築物のパノラマ写真を撮影しやすくなっている。

主な仕様は、カメラねじサイズが2モデルともに1/4インチ、三脚取付けねじサイズが2モデルともに3/8インチ、ライカ ボールヘッド38のサイズが直径55×高さ90mm、ライカ ボールヘッド24のサイズが直径35×高さ81mm、ライカ ボールヘッド38の質量が436g、ライカ ボールヘッド24の質量が137g、ライカ ボールヘッド38の最高耐荷重が24kg、ライカ ボールヘッド24の最高耐荷重が12kgとなっている。

ライカ トラベラー三脚 / ライカ ボールヘッド24/38用カメラプレート

【左】ライカ トラベラー三脚 【中央】ライカ ボールヘッド24への取り付けイメージ 【右】ライカ ボールヘッド38への取り付けイメージ

ライカ トラベラー三脚は、ライカ ボールヘッド24およびライカ ボールヘッド38と組み合わせて使用できるカーボン三脚。1.2kgと軽量でありながら優れた安定性を誇っている。軽量さに加えて、自由雲台を内部に収納して折りたためる設計になっているため、持ち運びやすい。

主な仕様は、脚段数が3段、全伸高が151cm、伸高(センターポール下げ)が121cm、格納高が52cm、質量が1.2kg、耐荷重が10kgとなっている。

「ライカ トラベラー三脚」のアクセサリとして用意されるコーデュラ素材の「ライカ トラベラー三脚用バッグ」

ライカ ボールヘッド24/38 用カメラプレートは、カメラに取り付けておくことで、ライカ ボールヘッド24およびライカ ボールヘッド38を素早く装着したり外したりできるようにするもの。3枚で1組となっている。