Mozillaは10日(米国時間)、同社ブラウザ「Firefox」のAndroid版アプリをアップデートし、履歴やブックマークなどへ手軽にアクセスできるようホーム画面のデザインを刷新した。また、Intel x86アーキテクチャを搭載するAndroid端末もサポートした。対応OSはAndroid 2.2以降で、Google Playから無料でダウンロードできる。

最新の「Firefox」Android版アプリ

最新の「Firefox」Android版アプリでは、例えばプロセッサにIntel Atom Z2420を搭載するスマートフォン「ASUS Fonepad ME371」や、Intel Atom Z2560を搭載する10.1型タブレット「GALAXY Tab 3」など、x86アーキテクチャ搭載のAndroid端末に対応。「Intel x86プロセッサを実行する端末で、リッチなグラフィックスを使用するWebサイトやゲームの実行を高速化した」としている。

また、ホーム画面を大幅に改善した。よく閲覧するサイトのサムネイルがトップページで表示されるようになったほか、タブのピン止めが可能となった。また、画像の単体表示の改善や非表示画像のデコード処理の省略など、同日リリースしたPC版「Firefox 26」と同様の機能修正も行われている。このほか、英語版のアプリでは検索エンジンにBingとYahoo!が追加された。

なお、Android 4.4(Kitkat)でFlashが動作しない問題など、いくつかの既知の問題は未修正となっている。