日本交通はこのほど、日本マイクロソフトと協業で2011年12月から提供している「全国タクシー配車」が、サービス開始2年目にして、全国47都道府県で利用できるようになることを発表した。
「全国タクシー配車」アプリは、スマートフォンならではの直感的な操作とGPS機能を生かした日本初のタクシー配車アプリ。近くを走行中のタクシーをすばやく呼べるだけでなく、口頭で自分の場所を説明する必要もない。カードレス・サインレスでタクシーを利用可能な「ネット決済機能」も搭載されている。姉妹アプリ「日本交通タクシー配車」とのシリーズ累計で100万ダウンロードを超える人気アプリとなっており、アプリ経由のタクシー配車台数は100万台、タクシー売上は25億円を突破している。
これまで同アプリの未対応エリアであった島根県と大分県でもタクシー会社との提携が実現し、大分県では12月3日から、島根県では12月中旬からサービスがスタートすることが決定した。これにより、同アプリは日本全国47都道府県すべてで利用できるようになる。提携タクシー会社は108グループ、利用可能なタクシーの台数は2万411台と、2万台を突破した。さらに、降車時に支払い手続きが不要になる新しいタクシー決済サービス「ネット決済」もエリアが拡大。全国10都道府県、6,000台以上で利用可能となっている。同アプリはiPhone版、アンドロイド版、ウインドウズフォン版いずれも無料で提供される。