居酒屋・レストラン等の運営を行うダイヤモンドダイニングは、この冬に鍋料理専門店「あくとり代官 鍋之進」(東京・渋谷)などの鍋料理を提供する店舗で、普段は鍋の脇役となっているしめの麺やご飯にスポットを当てた「〆が主役の鍋」を提供して好評を博している。いったいどんな鍋なのか、ダイヤモンドダイニング広報に話を聞いてみた。
ポタージュ鍋がカルボナーラに
「〆が主役の鍋」とは、鍋料理に麺やご飯のセットをプラスすることで異なる料理に変化するメニューのこと。例えば、「あくとり代官 鍋之進」で女性を中心に人気が高いという野菜たっぷりの「季節野菜の農園ポタージュ鍋」(1人前1,701円)。こちらは残ったスープに「カルボナーラセット(生パスタ / 生卵 / ベーコン / 黒胡椒)」(525円)を加えると、立派な主役料理の「濃厚カルボナーラ」に変化する。同店では、2種の味わいが一度に楽しめる「旨味醤油・こく旨カレーの2種牛もつ鍋」(1人前1,764円)が「カレーリゾット」(リゾット&讃岐うどんセット504円)に変化する「2種もつ鍋×カレーリゾット」や、魚介の旨みがつまった「旬菜旬魚 とろろわさび塩寄せ鍋」(1人前1,869円)が「わさび茶漬け」(お茶漬けセット336円)に変身する「寄せ鍋×わさび茶漬け」も用意している。
もつ鍋はなんと……焼きそばに!
また、九州料理専門店「九州黒太鼓」の新橋店・田町店・品川店・恵比寿店・横浜店・銀座店の全6店舗では、自家製スープに練りゴマとスパイスを効かせた「国産牛 黒モツ鍋」(1人前1,239円)が特徴的。鍋を楽しんでいる途中からピリ辛ソースを入れて黒胡麻坦々スープに変化させ、さらにしめでは、残ったスープで中華麺を炒めて「黒胡坦々焼きそば」(焼きそばセットは380円)を完成させるという「もつ鍋×焼きそば」が好評なのだ。1度で3度おいしい満足度の高い鍋料理となっている。
鶏鍋が最後には……
炭火串焼・水炊き店「鳥福」の新橋店・上野店・聖橋店・水道橋店・九段下店・横浜店の全6店舗では、清流鶏とトマトをベースとした野菜たっぷりのヘルシーな鍋「清流鶏のサンラータン鍋」(1人前1,200円)が面白い。煮込んでトロトロになったスープをおこげにかけていただく「五目あんかけおこげ」(おこげは300円)スタイルとなっている。
そのほかのダイヤモンドダイニングが運営する鍋料理を提供する店舗でも、それぞれの店舗のスタイルに合った「〆が主役の鍋」が用意されている。「もう普通の鍋じゃ、満足できない! 」という通な人をも満足させてしまう「〆が主役の鍋」、ぜひ味わってみてほしい。