11月10日に行われた「AKB48グループ ドラフト会議」で、SKE48のチームKIIの3位指名を受けた鈴木寧々さんがメンバー入りを辞退したことが10日、明らかになった。ドラフト辞退者は、今回が初となる。
AKB48の10日付のオフィシャルブログによると、「先般実施のAKB48グループ ドラフト会議において、SKE48 チームKIIより3位指名を受けた、鈴木寧々さんについて、本人から辞退の申し入れがありましたことをご報告します」。オフィシャルサイト内のプロフィールは削除され、指名結果の一覧を掲載したページでも3位指名枠は空欄になっている。
同ドラフトには29人の候補者が参加。鈴木さんを含む20人が指名を受け、指名された候補者は、最長で12月末日までの交渉期間に入っていた。東京都在住の鈴木さんは、高校2年生の17歳。高柳明音がリーダーを務めるチームKIIは、全10チームの中で最も多い5人を指名した。
AKB48グループ史上、初の試みとなった「AKB48グループ ドラフト会議」は、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のチームキャプテン(SKE48はチームリーダー)が、各劇場支配人やメンバーと協議の上、候補者の中から自分たちのチームに必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定するイベント。1次の書類審査、2次の面接、3次のダンス&ボーカル審査を経た候補者たちは、11月10日までの会議本番に向けて、合宿やレッスンに励んだ。