俳優の反町隆史が、檀れい主演のフジテレビ系ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年1月14日スタート 毎週火曜21:00~21:54)で初回の犯人役を演じることが10日、明らかになった。
本作は、檀れいが民放ドラマの初主演で初の刑事役に挑む作品。浮いた存在でありながら並外れた推理力と観察力を併せ持ち、徹底的に追求した上でさまざまな事件を解決していく女性刑事・福家警部補(檀れい)の活躍を描く。『刑事コロンボ』シリーズのように、冒頭で犯人と犯行過程を知らせた上で事件を解決していく"倒叙ミステリー"の手法が採用されている。
反町が演じるのは、売れっ子脚本家の藤堂昌也。封印した過去を明かそうとする者を葬り去るという役どころで、脚本家ならではの手口で犯行に及ぶ。反町は、「犯人役を演じるにあたり、時には分かりやすい芝居、時には分かりにくい芝居といった使い分けを要求される中で、自分なりに役作りをして臨みました」と語り、「対する福家は非常に特殊な天才肌の人物という印象を受けましたが、そこに負けないように、気持ちを込めて藤堂を作り上げていきたいと思っています」と意気込みのコメントを寄せている。
クランクインの日、反町は檀れいと福家警部補の上司・石松警部役の稲垣吾郎とドラマ初共演を果たした。収録では福家が藤堂の顔の近くで話したり、帰ろうとしては何度も引き返して声をかけたりなど藤堂を相手にうっとうしさを全開。ドラマでは、そんな福家に冷静に対応する藤堂との対比が描かれている。