東芝は10日、エンタープライズ向けのSSDとして、読み出し用途に特化したモデル「HK3Rシリーズ」を発表した。120GB / 240GB / 480GBの3モデルを用意。12月末にサンプル出荷を開始する。
SATA 3.0(6Gbps)に対応し、読み出し用途に特化したエンタープライズ向けSSD。1日あたりのデータ書き換え容量の上限が、ドライブ容量の1倍となっている。5年間(製品保証期間)にわたって毎日、ドライブの記憶容量と同じ容量のデータ書き換えが可能という。
最大転送速度は、64KiBシーケンシャルリードが500MiB/s、64KiBシーケンシャルライトが480GB/240GBモデルで400MiB/s、120GBモデルで280MiB/sだ。4KiBランダムリードは75,000 IOPS、4KiBランダムライトは480GB/240GBモデルが12,000 IOPS、120GBモデルが10,000 IOPSとなっている。
19nmプロセスのMLC NANDフラッシュメモリを採用し、論理データブロック長は512バイト。MTTFは2,000,000時間で、本体サイズはW69.85×D100.45×H7mm、重量は60g。