摂取経験がある健康食品は「サプリメント」が7割超 。出してもよい価格帯は

健康美容ビジネスのコンサルティング(リーガルマーケティング)事業を手がける薬事法ドットコムはこのほど、「健康食品」をテーマにしたインターネットリサーチを実施、結果を公表した。

同調査は10月29日～30日、健康食品を摂取したことのある全国の30代～60代の男女を対象にネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施。有効回答数は300人だった。

摂取したことのある健康食品は「サプリメント」が7割以上

健康食品を摂取したことがある人に対し、摂取したことのある健康食品を聞いたところ、もっとも多かった回答は「サプリメント」の72.7%。次いで「栄養・健康ドリンク」(59.0%)、「特定保健用食品」(42.3%)となった。

健康食品を摂取した理由は、約8割が「健康維持のため」

健康食品を摂取した理由は、1位「健康維持のため」(78.3%)、2位「疲労回復のため」(41.7%)、3位「ダイエットのため」(31.3%)という結果になった。

健康食品を購入する際に重視するポイントは、「効果・効能」(70.3%)がもっとも多い結果となった。小差で次に「価格」(68.0%)という結果になっている。また、「原料・素材」も54.0%と半数以上が回答。過半数を超える選択肢が複数あることから、重視するポイントが複数あるという人が多いようだ。

摂取した健康食品の効果を聞いたところ、「まあまあ効果があった」が最多となった。しかし、「あまり効果がなかった」との回答も4割と多く、「とても効果があった」は4.7%と少ない結果となっている。

出しても良いと思う価格は、ほとんど「3,000円未満」

健康食品に出しても良い価格は、「500円未満」との回答がもっとも多かった健康食品は「栄養・健康ドリンク」で73.0%となった。また、「10,000円以上」との回答がもっとも多かった健康食品は「サプリメント」で、1.7%が「10,000円以上」出しても良いと思っている。しかしほとんどの健康食品で「3,000円未満」を選択している人が多いことがわかった。