クロス・マーケティングは11月18日~20日の期間、関東1都3県に居住する20~69歳の男女1,500人を対象に「ゆるキャラに関する調査」を実施した。
知ったきっかけは「テレビ・CM」
今回の調査では、「くまモン」「ふなっしー」「せんとくん」「ひこにゃん」「バリィさん」「ぐんまちゃん」「にしこくん」を対象に行った。まず、「ゆるキャラ」の認知度について調査したところ、「くまモン」は96.9%、「ふなっしー」は91.2%だった。性年代別に見ると、30代女性は「くまモン」を100%が認知している(ふなっしーは96.0%)。性年代別に見ると、女性の20~30代はくまモンやふなっしーに限らず、全般的にゆるキャラの認知度は高いことが分かった。
次に、ゆるキャラを知ったきっかけについて聞くと、「テレビ番組・CM」が全てのキャラクターで突出する結果となった。また、上記7キャラクター以外のゆるキャラを知ったきっかけとしては、「街おこしなどのイベント」「街中で見かけて」が多くなっている。
各ゆるキャラのイメージについて尋ねたところ、「くまモン」は明るい・人気、「ふなっしー」はアクティブ、「ぐんまちゃん」「バリィさん」「ひこにゃん」は癒やし系、「せんとくん」は個性的、「にしこくん」は存在感あるというイメージで、キャラクターごとの特徴が表れる結果となった。
観光PRに活用、約8割が肯定的
また、観光PRにゆるキャラを活用することについてどう思うか尋ねたところ、全体で「賛成」「どちらかといえば賛成」と合わせて77.3%が回答した。性年代別に見ると、女性に関しては年齢が若いほど「賛成」の割合が高くなっている。