学校法人産業能率大学は9日、アンケート調査「社長が選ぶ今年の社長2013」の結果を発表した。
同調査は、2008年から実施。従業員数が10人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、「2013年の最優秀経営者は誰だと思うか」を尋ね、その結果を「社長が選ぶ今年の社長」としてまとめた。調査期間は2013年11月22日~12月4日、調査方法はインターネット、有効回答数は404人。
2013年の最優秀経営者に選ばれたのは、ソフトバンクの孫正義氏(108票)。孫氏の1位は2年ぶり3回目となる。投票者からは、「環境や太陽光などの取り組みの姿が、最優秀にふさわしい」(44歳/運輸業/東京)といった声が寄せられた。
以下、2位はトヨタ自動車の豊田章男氏(63票)、3位は楽天の三木谷浩史氏(43票)、4位は日本航空の稲森和夫氏(22票)、5位はNTTドコモの加藤薰氏(13票)、6位はAppleのティム・クック氏(11票)、7位は同数でファーストリテイリングの柳井正氏とLINEの森川亮氏(10票)、9位はイオンの岡田元也氏(9票)、10位は同数で日本電産の永森重信氏とネスレ日本の高岡浩三氏(8票)と続いた。
併せて、来年の注目会社(有効回答数344人)の結果も発表。それによると、1位はトヨタ自動車(42票)、2位はソフトバンク(41票)、3位は楽天(30票)となった。