凸版印刷が運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」は9日、福袋購入に関する意識調査の結果を発表した。

同調査は、2013年11月23日~24日の期間にインターネット上で行われ、全国の20代~50代の男女824人から有効回答を得た。

まず、これまでに福袋を購入したことはあるかと尋ねたところ、59.7%が「購入したことはある」、8.7%が「だいたい購入している」、3.8%が「毎年欠かさず購入している」と回答し、合わせて約7割が福袋の購入経験があることがわかった。

年齢別に見ると、「毎年欠かさず購入している」と答えた割合が最も高かったのは30代以上に多く、「だいたい購入している」と答えた割合は20代で多かった。また、男女別に見た場合、男性の3人に1人はこれまでに1度も福袋の購入経験がなかったのに対し、女性では福袋の購入経験がない人は2割未満にとどまった。

2014年1月の福袋の購入予定を聞くと、24.4%がすでに購入を決めていたほか(「どの福袋を購入するかまで決めている」と「福袋を購入する予定だが、どの福袋を購入するかまでは決めていない」の計)、20.9%が「福袋の購入について検討中」と回答し、約2人に1人が新年の福袋購入について検討していた。

2014年に福袋を購入予定と答えた人に購入金額を質問したところ、「5,000円~1万円未満」が37.0%で最も多く、以下、「1万円~2万円未満」が26.8%、「3,000円~5,000円未満」が20.4%と続いた。1万円以上の福袋を購入する人の割合は、20.9%から2014年は32.7%と約12ポイントも増加していた。

2014年1月に福袋を購入するならどれくらい払いますか?

男女別に見ると、3万円以上の比較的高額な福袋を購入するのは男性の方が多いことが判明。さらに、2014年購入予定の福袋個数を尋ねたところ、平均は「1.5個」で、中には5個購入する予定の人も見られた。

福袋の購入経験者に、福袋の中身は満足のいくことが多かったかと質問すると、「失敗したことがある」は57.3%、「失敗したと感じることが多い」は11.9%となり、合わせて約7割が福袋の購入について失敗した経験があることがわかった。失敗エピソードとしては、「使い方の分からない小物が入っていた」(31歳/女性)、「ゲームソフトの福袋を買ったところ同じソフトが3本も入っていた」(25歳/男性)などが寄せられた。

事前リサーチの有無については、約6割が福袋の購入前に福袋情報を検索していることが判明。また、今後、携帯電話やスマホのアプリで事前に福袋情報をチェックできたら参考にしたいと思うかとの問いに対しては、51%が「参考にしたい」(「大いに参考にしたい」と「やや参考にしたい」の計)と回答した。