「ケープペンギン」の雛

京都水族館(京都市下京区)は、11月26日・27日・30日に「ケープペンギン」の赤ちゃんが各日1羽ずつ誕生したことを発表した。

親鳥のおなかの下ですくすく成長中

同館の「ペンギンゾーン」では、10月1日より、展示スペースの各所に計13個の巣箱を設置し、ペアとなったペンギンが繁殖活動を行っていた。ケープペンギンは、自然界では基本的に卵を2個産み、雄と雌が交互で卵を温め、約35日程度でふ化するという。

「親鳥と雛

ふ化したケープペンギンの赤ちゃんの体長はいずれも約10cm。体重は11月26日に誕生したひなは約63.8g、27日に誕生したひなは約65.5g、30日に誕生したひなは約63.5g(体長・体重とも、ふ化日時点)。

現在、親鳥がおなかの下でひなを育てており、「ペンギンゾーン」では、親鳥が口移しでひなに餌を上げる様子などを見ることができる。また、現在3個の卵をペンギンたちが温めており、ふ化を待つ状態だという。