アイドルグループのAKB48が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で8周年記念特別公演を行った。正規メンバー76人と研究生10人が一堂に会し(チーム4内山奈月は学業のため休演)、8年の歴史を振り返るようなセットリストを披露した。
2005年12月8日、AKB48劇場で第1回公演が行われた。8年の月日がたったこの日、総勢86人のメンバーは期ごとのパフォーマンスを繰り広げながら、同期の絆や劇場デビューの思い出などを語った。「君だけにChu! Chu! Chu!」の9期生バージョン「君だけに9! 9! 9!」や1期生の高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみによる「ハート・エレキ」のほか、最後は全員がステージ上に登場し、大島優子が「私たちのはじまりの曲」と表現した「桜の花びらたち」を歌唱。これまでの活動を支えたファンに「ありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えながら、9年目以降も進化し続けていくことを誓った。
公演の終盤には、ファンとメンバー仰天のサプライズ演出も。1期生3人による「ハート・エレキ」歌唱後、トーク中にモニターが降りると、高橋みなみは「何、何? 聞いてないよ!」と戸惑いの表情。すると、画面にレディ・ガガが映し出され、投げキッスと共に「Hi,this is LADY GAGA.Congratulations AKB48 on your 8th anniversary.Aishitemasu(I love you)!(こんにちは、レディー・ガガです。AKB48さん、8周年おめでとうございます。愛してます!)」と祝福のコメントを寄せた。
これまでさまざまなサプライズを受けてきた1期生も、これには驚きを隠せない様子で「世界のガガ様もお祝いしてくれるなんて!」と感激。ニューアルバム『アートポップ』のプロモーションのために来日していたレディー・ガガは、来日中にAKB48と番組共演を果たした。その際にAKB48の関係者がメッセージ映像の出演を依頼したところ、これを快諾。衣装は1日の記者発表会で着用していた「ホワイト・スーツ・ガガ・ドール」で、同日に都内で撮影を行った。
(C)AKS