住友生命保険は5日、5年ごと利差配当付生存保障重視型個人年金保険(14) 「たのしみワンダフル」(金融機関を通じた販売名称は「たのしみ未来」)を12月25日より発売すると発表した。平準払い定額個人年金保険の全面改定は20年ぶりだという。

同社は従来より、老後の生活資金準備を目的とした個人年金保険を提供してきた。このたび、商品内容の総合的な見直しを行うことにより、現行商品よりも年金受取額等の価格魅力を高め、さらに幅広い顧客のニーズに応えることができるようになるという。また、この保険のしくみを活用した子ども向けプランを「たのしみキャンバス」(金融機関を通じた販売名称は「たのしみ未来<学資積立プラン>」)の愛称で発売する。

同社は介護・医療・貯蓄等の「強く生きるための商品」で業界をリードするとともに、より多くの顧客に更なる安心と満足を届けていくとしている。

たのしみワンダフル・たのしみ未来のポイント

  • 保険料払込期間中の死亡給付金を既払込保険料相当額に抑えることで年金受取額が多くなるしくみの平準払いの定額個人年金保険

  • 所定の高度障害等になった場合の保険料払込免除の有無をニーズに合わせて選択可能。保険料払込免除の無いプランの場合、健康状態の告知や医師の診査は不要

  • 契約時に保険料払込期間満了年齢、年金支払開始年齢を幅広く設定でき、顧客のライフプランにあわせた設計ができる

  • 保険料が一定金額以上の契約については、保険料割引制度を適用することにより、払込保険料に対する年金受取額の割合がアップする

たのしみキャンバス・たのしみ未来<学資積立プラン>のポイント

  • 上記年金保険のしくみを活用し、子どもの成長に合わせた設計を可能としたプラン(契約者の保障はない)

  • 第1回年金は2回目以降の年金の倍額を受取ることかでき、一時的にまとまった資金が必要となる入学金などに活用できる