女優の南沢奈央が8日、都内で行われた第8回「いのちと献血俳句コンテスト」表彰式に出席した。

第8回「いのちと献血俳句コンテスト」表彰式に出席した南沢奈央

日本赤十字社が開催した同俳句コンテストは、命の尊さや助け合いの大切さをテーマに募集したもの。表彰式では、約40万句の応募の中から、最優秀賞や優秀賞などに選ばれた15人の受賞者に表彰状が贈られ、審査員長で俳人の黛まどかは、「“命”という言葉を使わないで、命を表現することが醍醐味。みなさん、日常の中から切り取って表現していて素晴らしい」と講評した。

ゲスト審査員で学生献血応援キャラクターを務める南沢は、「夕立に 白くかがやく 献血車」と詠んだ小学4年生の林武くんにゲスト審査員賞を授与。「赤ちゃんが産まれたり、誰かが亡くなったときにしか命を感じて無かったけど、日常生活の中で命を感じている俳句ばかりで感動しました」とコンテストを振り返った南沢は、「コンクールをきっかけに、たくさんの方が命のことを考えてくれてうれしい。幅広い年代に広がっていってくれたら」と笑顔でアピールした。