まずは正面を向いて立つ

整体師の大山奏です。寒くて朝布団からでるのが辛い時期になりました。せっかくついた運動習慣、サボり気味になっている人はいませんか? 太りやすい冬こそ、運動が重要ですよ。今回は、短時間で脂肪を燃やすジャンピングランジトレーニングを紹介します。

真っすぐに立った状態からスタートします。ジャンプして左膝を一歩出して90度に曲げ、右脚の膝を床ギリギリまで下げ、指を床に着けます。今度は180度ジャンプし、左脚の膝を床ギリギリまで下げて着地します。初めだけ90度回転ですが、以降は着地する膝が交互になるようにして、180度回転させながらジャンプします。

身体が前に後ろに倒れるのはNG

ポイントは2つあります。1つ目は、前に出した膝を90度に曲げることです。完全に重心が後に行き、膝が90度より開いてしまうと、脚の筋肉への負荷が減ってしまいます。2つ目は、身体が前のめりにならないこと。1回1回手の指先を床につけていると、どうしても身体ごと前に倒れるようになってしまい、効果が上がりません。また、後の脚の膝が床についてしまわないように注意してください。

NG例、重心が前後にぶれている

重心がおへそに来ていればOK

最初に真っすぐ立つ場所が、ジャンプした後に前の足が来る場所です。まずはその場所を確認しましょう。そこからジャンプしながら身体を90度回転させ、前の脚の膝を90度に曲げ、床に指先をつけます。軽く触れるくらいでOKです。

再度ジャンプをして、180度回転し、反対の脚の膝を90度にします。この時も指先を軽く床につけ、後ろの脚の膝は床ギリギリに保ちます。重心はいつも自分のおへその真下に持ってきましょう。同じテンポで一定時間以上繰り返すことで、脚の筋肉を鍛え、脂肪燃焼することができます。

OK例、重心を真っすぐにして膝を90度に曲げる

左右10回ずつ、又は、30秒一セットを目安にしてみてください。左右50回ずつか、30秒のインターバルを挟んで1分間3セットできれば、かなり身体が暖まって脂肪燃焼が期待できるでしょう。

負荷を強くしたければ、両手にペットボトルを持ってやってみてください。スピードを変えることでも負荷を調節できますが、速すぎると正しい姿勢でできなくなる場合があるので注意が必要です。

身体が冷えている時には、気力も下がってきます。「寒くて動くのが面倒だから運動しない!」を続けていくと、脂肪がどんどんついてしまいます。身体を暖めるために運動すれば、やる気もアップして一石二鳥です!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」