ビックカメラは7日、新宿西口店およびラゾーナ川崎店の2店舗における「Appleショップ」をリニューアルオープンした。本稿では、新宿西口店の様子をレポートする。

従来、ブラックを基調としていたカラーコンセプトをシルバーに変更

今回のリニューアルでは、従来、ブラックを基調としていたカラーコンセプトをシルバー基調に変更。iPhoneをはじめ、iPad Air、iPad mini RetinaディスプレイモデルからMacまで幅広くアップル製品を取り揃えている。

ビックカメラ新宿西口店の佐藤壮史店長

ビックカメラ新宿西口店の佐藤壮史店長によれば、従来80平方mだった売り場面積を120平方メートルへと40%拡張したとのことである。今回のリニューアルで、先進的なデザインを取り入れ、外観の洗練度を高めたのはもちろんだが、iPhone/iPad人気の波及効果として、Mac本体など他のアップル製品への導線を作るというのもポイントのひとつであると続ける。ショップ内でアップル製品だけでなく世界観もあわせて体験することができるというわけだ。タイミングとしては、年末商戦真っ只中ではあるが、過去の実績と付き合わせた上でのことだろうか、アップル製品を重視する様子が伺える。

これまで中央に設置してあったウォールは、エレベーター側に寄せてショップ全体の見通しを良くした。スペース自体はゆったり目になっており、所狭しと商品が並ぶという体ではなく、そこはやはり路面店で展開しているApple Storeを踏襲したものになっている。

iMacにMac mini、MacBook Pro、MacBook Airが整然と陳列されている

人気はやはりiPhoneやiPadだとのこと

12名の専任スタッフがニーズに応じたサービスを提供

この日はプレオープンだったが女性客を中心にすでに大賑わい

店内のあちこちでリニューアルオープンをアナウンス

佐藤店長は、iPhone 5sと5cが、これまでになかった女性、シニア層にアピールできていると分析しており、今後さらなる販売拡大を目指すと意気込みを見せた。新宿西口店の販売専任スタッフは12名とのことで、店内において、各種デモを行なうほか、来店客の相談内容に応じたサービスを提供していくという。