電気通信事業者協会(TCA)は12月6日、2013年11月末日時点での携帯電話の契約数をとりまとめて発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数は、23カ月連続でソフトバンクが首位となり、KDDI(au)、NTTドコモの順となった。

携帯電話全体の純増数は52万700件で、累計契約数は1億35,83万2,000契約。事業者別契約数では、首位のソフトバンクが23万7,100増で、累計契約数は34,53万5,200契約。続くauが19万200増で累計39,39万4,300契約、ドコモが9万3,400増で、61,90万2,500契約となった。

ドコモは10月の3万7,100件に引き続き純増となったが、純増数はソフトバンクモバイル、KDDIに遠く及ばなかった。3社はともに9月20日より新型iPhoneの販売を開始。これまでiPhoneを取り扱っていなかったドコモの大幅な純増数が期待されたが、現時点で順位を変動させるほどの効果を生み出していないようだ。

グループ 純増数 累計
NTTドコモ 93,400 61,902,500
KDDI(au) 190,200 39,394,300
ソフトバンクモバイル 237,100 34,535,200
携帯電話総計 520,700 135,832,000

NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービスについての純増(減)が含まれる。なお同社は、10月分累計契約数がソフトバンクのプリペイド契約数に誤りがあったため、12月6日付けで該当カ所を修正。今回の取りまとめは、修正後の数値が採用されている。

グループ 純増数のうち
プリペイド契約 通信モジュール
NTTドコモ -500 12,300
KDDI(au) -1,500 6,000
ソフトバンクモバイル -7,700 51,000

(記事提供:AndrioWire編集部)