マカフィーは、11月22日に同社ブログに掲載した電話番号を盗み出す、2つのAndroid向けチャットアプリについて、同アプリの開発者から連絡を受け、悪意はなかったことを確認したと明かした。

開発者から悪意がなかったとの説明を受けたという

同社ブログの補足説明によると、問題となったチャットアプリの開発者から、アプリに搭載された電話番号送信機能の目的と経緯についての説明を受け、悪意はなかったことを確認。また、情報漏えいの問題が解決された更新版アプリがGoogle Play上で再公開されたとアナウンスした。これにより、更新版アプリはMcAfee Mobile Securityでの検出対象から除外したという。

同社では当初、問題のアプリについて、登録不要かつ無料で使用できることを強調しつつ、ユーザー情報を取得しないかのような説明をしていながら、実際にはユーザーがチャットサービス接続時に端末の電話番号を取得していることを問題視していた。また、同アプリで利用できるはずのチャットサービスについても「少なくとも私の目の前では一度もチャット接続に成功したことがなく、本当に機能するのか不明」などと同社ブログ上で説明していた。

(記事提供: AndroWire編集部)