女優の瀧本美織、俳優の本郷奏多、韓国のダンスボーカルグープ・BIGBANGのV.Iが4日、都内で行われた、ドラマ『指恋(ゆびこい)~君に贈るメッセージ~』の配信記念イベントに出席した。
ソフトバンクモバイルのスマートフォン向けエンタメアプリ・UULAで配信中の同ドラマは、メールをテーマに3人の淡い恋愛模様を描いた作品。同級生の正樹(本郷)に片想い中の女子大学生・美羽(瀧本)は、ホームステイで韓国からやってきたスンホ(V.I)から、初恋の女の子に日本語でラブメールを打つ作業を頼まれる。美羽はその作業の中で、奥手で不器用ながらも恋に対して変わっていく――というストーリーで、同ドラマは週2回配信予定(全12話)。
ヒロインを演じた瀧本は、「美羽じゃなくスンホに感情移入して切なかった」と撮影を振り返り、本郷は「真っ直ぐな恋愛ものなので、最後まで観てくれたらうれしい」とアピール。一方、「僕の人生の中で1番大きい役だったので、迷惑をかけないように頑張りました」と語ったV.Iは、「僕と似てる部分があって共感した。瀧本さんが素晴らしいお芝居をするので夢中になりました」と笑顔。そんなキャスト陣を「3人ののお芝居が本当に素敵」と大絶賛した大谷監督は、「映画館で上映できるくらいクオリティーが高い。笑って泣けてドキドキする作品になった」と自信を持ってPRした。
イベントでは、主題歌「空に描く思い」も担当したV.Iが、「オーケストラも使ったから、1番高い曲になった」とジョークを飛ばしつつ、観客席を歩きながら同曲を熱唱すると集まった学生ら300人は大歓声。瀧本から「格好良かったです!」と称賛されるも、V.Iは「嘘でしょ!?撮影中にBIGBANGが好きって言ってたのに、どのパートを誰が歌ってるのか全然分からなかったじゃん」とこぼして笑いを誘った。また、イベントはネットで生配信され、「世界に向けて英語でメッセージを」と無茶振りをするV.Iに、瀧本は「本当にやめて~」と苦笑いしつつ、「very very thank you!」と笑顔で応えていた。