日本労働組合総連合会は4日、2013年年末一時金(ボーナス)の第2回回答集計結果を発表した。それによると、組合員1人当たりの冬のボーナス(加重平均)は平均73万3,102円となり、前年同時期の67万9,419円と比べて5万3,683円(7.90%)増加した。70万円を上回ったのは2008年の72万4,371円以来、5年ぶり。
月数で見ると、前年同時期比0.06カ月(2.62%)増の2.35カ月。金額、月数ともに前年より増加したものの、産業間あるいは同一産業内でも企業間でばらつきが見られたという。
業種別では、製造業が75万4,533円(前年71万548円)、商業流通が62万2,403円(同51万6,690円)、交通運輸が63万30円(同51万4,905円)、サービス・ホテルが68万4,922円(前年データなし)、その他が49万6,422円(同66万6,827円)。
構成組織別に見た場合、自動車総連が86万471円(前年82万7,547円)、セラミックス連合が74万5,979円(同67万4,160円)、ゴム連合が69万1,385円(同67万2,331円)、基幹労連が63万4,641円(同65万6,948円)、運輸労連が62万8,386円(同51万6,681円)、電力総連が60万8,371円(同56万8,171円)などとなった。
第2回のデータは2013年12月2日正午時点のもの。集計組合数・人員数は、月数集計では1,538組合・107万6,963人、金額集計では705組合・72万3,599人。